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2025年日本社会は戦後80年、日韓国交正常化60年を迎えます。日本・韓国・アジアにはどの様な課題があるでしょうか。軍事的緊張が高まり、ウクライナやガザで核使用の脅威が高まる中、憲法9条が果たせる役割はあるのか。また68年に渡り核廃絶を世界に訴えて来た、日本被団協がノーベル平和賞を受賞したその意味とは何でしょうか。悲惨な原爆被害の経験から、またアジアの国々への痛恨の戦争加害の経験から得た平和への教訓を考えてみませんか。NPAジュニアPart9では未来を創る世代と講師がともに歴史から学び、東アジアの平和構築への歩みを進めて行く取り組みを行います!今回はなんと、学校教育現場で教えて来た教師達も教室を飛び出し、NPAジュニアで語ります。多くの中高生の参加をお待ちしてます!
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-主催:新時代アジアピースアカデミー
【募集概要と日程】
-募集期間:2024年11月4日(火)~2024年12月6日(木)
-対象:各地域の中高校生とNPAジュニア元メンバー(国籍・法的地位関係なく推薦・応募可)
-開催方法:オンライン開催
-募集定員:30名
-参加料:無料
-応募方法:下記お申し込みボタンより必要事項をご入力の上、送信してください。
【応募終了後の手続き】
応募完了後、12月7月日(土)のオリエンテーション参加に必要なZOOMリンク情報等をメールでお知らせしますので、オリエンテーションに必ず参加してください。
【プログラムの日程】
プログラム全体期間:2024年12月7日(土)~2025年1月25日(土)
時間:原則土曜日 16:00-18:00
開催方法:オンライン開催
コーディネーター:
- 日比野千佳(NPA事務局)
- 李泳采(恵泉女学園大学)
※全回を通して学びを深める構成になっていますので、ジュニアメンバーの皆さんは以下のプログラムに必ず参加してください。(欠席の場合は録画リンクで補充します。)
◆第1回 オリエンテーション - ミライ世代が始める平和への第1歩
開催日:2024年12月7日(土)16:00-18:00
ファシリテーター:日比野千佳(NPA事務局)
特別ゲスト:髙垣慶太(世界のヒバクシャと出会うユースセッション)
概要:これまでのNPAジュニアの活動や講師紹介、参加者の自己紹介・社会的な興味関心事を共有します。これから一緒に学ぶメンバー・スタッフ同志の交流が深まるとても大切な時間になります。また、自身も広島出身であり、広島・長崎での原爆救護活動や被爆体験をもつ曾祖父への思いを胸に活動を続ける高垣慶太さんを特別ゲストに迎え、被爆体験を受け継ぐ若者世代として、被団協ノーベル平和賞受賞をどのように受け止めたのか、その思いを語っていただきます。
◆第2回 身近にできる平和構築 - オリジナルピースカレンダーを創ろう!
開催日:2024年12月21日(土)16:00-18:00
ファシリテーター:日比野千佳(NPA事務局)
概要:毎日目にするカレンダー。そこにはどんな出来事が刻まれているでしょうか。もしそこに刻まれていることが、平和や人権に関するものだったら、私たちはもっと日常的にそのことを思い出し、考えることが出来るかもしれません。NPAジュニアではそんな思いからオリジナルピースカレンダーを作成しています。今回はピースカレンダーに載せた事象を調べ、それぞれの事象の繋がりを捉えながら更に歴史の理解を深めて行きます。自分たちで考え、調べ、ディスカッションしながら作成するピースカレンダーは私たちにもできる平和構築。一緒に取り組んでみませんか?
◆第3回 戦後80年に改めて考える日本国憲法〜六面体で捉える憲法第9条〜
開催日:2024年12月28日(土)16:00~18:00
講師:髙野晃多(私学中学・高校教師)
概要:戦争の放棄を謳った世界でも類を見ない条文である憲法第9条。戦後日本の平和主義の根幹として平和への権利を保証し、平和国家日本のイメージを作ってきた第9条はどのような歴史的背景の中で生まれたのでしょうか。今回は戦後80年の節目の年に、日本・アジア・アメリカ・沖縄など多角的な視点から日本国憲法を捉える中で、改めて憲法第9条の意味を考えます。
◆第4回 日韓国交正常化60周年に考える日韓市民連帯の在り方(仮)
開催日:2025年1月11日(土)16:00-18:00
講師:李泳采(恵泉女学園大学)
概要:2025年は日韓国交正常化60年を迎えます。戦後80年の間、日韓関係はどういう変遷をたどってきたでしょうか?45年8月韓国の独立、65年日韓国交正常化、98年日韓パートナーシップ宣言に三つの体制はどういう意味があったでしょうか?2004年以降、韓流20年間のブームを作ってきた日韓関係は、歴史問題・領土問題・軍事強化など様々な課題を抱えています。日韓国交正常化60年の今日、日韓市民連帯の視点からその方向性と可能性考えていきます。
◆第5回 【NPAジュニア版】教えて美津子!- 日本軍「慰安婦」の授業
開催日:2025年1月18日(土)16:00-18:00
講師:平井美津子(大阪大学・中学校社会科教師)
概要:「日本軍「慰安婦」について授業で習ったことがありますか?」現在日本社会でこの質問をすると、ほとんどの若者が習っていないと回答します。そこには2002年以降、教科書検定によって教科書から日本軍「慰安婦」の記載が消えたり曖昧な記述になったということが背景にあります。そのことが若者の学ぶ機会を奪い、日本と韓国、アジアの国々の人々の歴史認識の溝も深めてきました。そんな中、日本軍「慰安婦」の問題を通じて、生徒と戦争の本質について考える授業を続けてた先生がいます。今回は長年、美津子の愛称で教え子から慕われている平井美津子さんに、その貴重な授業をNPAジュニアに届けていただきます。
◆第6回 戦争遺産 松代大本営地下壕群が語るもの(仮)
開催日:2025年1月25日(土)17:00-19:00 *時間注意!
講師:飯島春光(NPO法人松代大本営平和祈念館・元中学社会科教師)
概要:長野県にある戦争遺産 松代大本営地下壕群。いつ、誰によって、どのような理由で作られたのでしょうか。その史実から見える戦争の姿と平和の尊さ、今を生きる私たちが考えるポイントが沢山あります。そのように重要な戦争遺産であるにもかかわらず、これまで松代大本営の事を学校で教えている実践報告はほとんどありません。今回は国内で唯一の実践といわれる松代大本営の授業を長野県公立中学校の社会の授業を通して実践してこられた、飯島春光さんに、なんとNPAジュニアで再現していただきます!
-注意事項
注1:期間中には必要に応じて事前打ち合わせがある場合があります。
注2:ジュニアコースの講座には、一般参加者もオーディエンスとして参加する可能性があります。
注3:ジュニアコースのプログラムは記録のため撮影・録画します。また受講生に限り配布及びPAFLEXアーカイブズとして保存され、登録者向けに視聴可能にします。肖像権のことで撮影および録画の拒否はいつでもできます。
注4:ジュニアコースで記録した映像や写真は、活動の理解促進のための広報等に活用させていただく場合がありますのであらかじめご了承をお願いいたします。
注5プログラムの内容はメディアに報道される可能性もあります。該当者と相談の上、承諾者に限ります。
注6期間中プログラムは全日程元教員経験のあるファシリテーターやボランティアがサポートします。
連絡先: NPA事務局 担当 日比野(info@npa-asia.net)